- 2006.02.07 Tuesday
- 安芸の休日
- 第1クールが終わり、安芸組初めての休日です。
岩田稔、金村大裕、鶴直人、若竹竜士、前田大和
以上の新人選手5名は小雨の降る中、地元安芸市の
『内原野(うちはらの)陶芸館』を訪れました。
周辺には窯元がたくさん点在する焼き物の里で
5名の選手は皿の絵付けを体験しました。
やり方を教えてもらい、さぁどうぞと作業を開始しても
何を描くか、すぐにはなかなか思いつかないだろうと
思っていましたが、意外にも鉛筆の音はすぐに聞こえてきました。
次に、慣れない絵筆を握って、色の濃淡や文字のはねはらい
など緊張した雰囲気の中で静かに描き進めます。
こういう場で集中できるかどうかと野球への集中力、
決して別物ではないのだろうなぁなどと思いながら
見ていましたが、確かに書き始めてからの早さは
びっくりするものがありました。そしてできあがりは・・・
それぞれの個性が出てとてもおもしろい作品になりました。
さて絵付けの体験終了後、指導を担当した西邨さんによる
ろくろを使った手ひねり(器を形作る作業)の実演を見学しました。
体の正面に盛られた土をろくろを回しながら手と腕の力で上へ
長く伸ばし上げ、そこから茶碗や湯のみ、花器などを自由自在に
作っていくさまはまるで手品のようにあっという間で
見ている選手たちも「おー」っと感嘆の声をあげていました。
で、どうなったかと言うと、予定にはなかったようですが
体験しますか?ということになり、前田大和選手が
手ひねり体験をしました。「難しい」と言いながらもなんとか茶碗を
完成させると、今度は岩田選手がやりたいと手をあげました。
岩田選手も真剣な目で微妙な力の入れ具合に苦労していました。
安芸での休日、絵筆を握ったり土にさわったりと、
緊張するキャンプの合間に心おだやかな時間をすごした5名でした。
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