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第3クールがはじまりました。
第3クールがはじまりました。
降水確率50%の予報で、朝のグレーな空に
不安もありましたが、ウォーミングアップが宜野座ドームで
おこなわれた以外は大きな予定変更はありませんでした。
今日は午後2時からサイン会が開かれ200名のファンが
下柳選手、井川選手、藤川選手、安藤選手、赤星選手
のうち抽選の1選手からそれぞれ直接サインを受け取りました。
土日の連休中ということもあり、午前中の整理券配布には
予定人数を上回る数で列が続いていたそうです。
関西や地元沖縄のみならず全国から駆けつけたファンに
たくさんのあたたかいエールを受けた選手は、その期待の
大きさを改めて感じていました。
明日は名護市で日本ハムとの試合が予定されています。






自分を高めるための練習
第2クール3日目、今日も寒い1日でした。
日数を重ねるにつれ選手たちから感じる気迫も
確実に増してきているように思います。
今日は写真を多めにしてみました。
選手の姿から感じてもらえるものもあると思うので。
毎日のメニューの中に、自分なりのテーマだとか
克服課題を見つけ、自分を高めるための練習をする。
簡単なようでいてとても難しいことだと思います。
自分に置き換えて、日々前進させられているものが
あるのかと思うと・・・考えてしまいますね。








ファンも大変。
第2クール2日目、天気は曇り時々晴れ。気温が15度?!
もちろん甲子園に比べれば10度くらい暖かい
のかもしれませんが、ここ数日の宜野座は大変風が強く、
冷たい風に気温以上の寒さを感じる中でのキャンプを送っています。
球場を訪れるファンもコートや手袋などで完全防備です。
これからキャンプ地に見学を予定しているファンの方は、
ぜひ防寒対策をきっちり準備しておくことをお勧めします。
早起きが大丈夫な方は、朝の散歩時間から選手と出会えます。
選手は休日を除く毎朝、各自朝食前に散歩をします。
ホテルの周囲を一周するのですが、まだ暗いうち7時過ぎから
選手たちはホテルの部屋から外へ次々出てきて、体重測定と
うがいをおこない、散歩に出かけます。普段のユニホーム姿とは
違う選手をここでは見ることができて楽しいかもしれません。
ただ朝の寒い時間なのでサインを求めたりして長時間引き止めると
選手の体が冷えて風邪をひいてしまうかもしれないので、
散歩も練習時間中だということを忘れずに注意しましょう。
球場ではホテルからのバスを待つファンの方もいます。
駐車場横でバスから降りる選手にはたくさんの声援が飛びます。

練習は、メイングラウンドとサブグラウンド、宜野座ドームそしてブルペン
この3ヶ所に分かれていますが、ウォーミングアップはメイングラウンドで
始まりその後、投手・野手それぞれのメニューになります。
メイングラウンドでの練習はだいたい3時30分から4時頃に終了し
その後選手は宜野座ドームでバッティングをしたり、サブグラウンド横の
ウエートルームを利用しています。もっとも遅い選手だと6時をまわって
球場を後にします。しかも球場を出たら終わりではなく、そこから
プールでクールダウンをおこなったり、トレーナーの治療やマッサージを
受けたりして、そしてようやく夕食を摂り、その後夜間練習をおこなう
選手は再び練習をします。

今日の球場にはキャンプツアーで関西からかけつけたファンの姿もありました。
ナンバージャージやユニホーム姿でスタンドから声援を送る様子は
甲子園を思わせて、少し懐かしい気持ちがしました。
開幕に向けて、気持ちも盛り上がってきます。




沖縄に来ました。
第2クールを迎え、今度は宜野座(沖縄)にやってきました。
さすがに日が照ると沖縄らしく暑いくらいに感じますが
曇ってくると意外に肌寒く感じます。とはいえ安芸に比べると
やはり気温は高めですね。しばらくはここ沖縄から更新します。
手始めに今日は練習メニュー(7日分)を紹介しましょう。

<野手>
10:00 ウォーミングアップ ランニング
10:40 キャッチボール
11:00 シートノック
11:15 投内連係 ランダウンプレー
12:00 ランチ ランチ特打
12:30 バッティング回り
     (ティー打撃、バッティング、守備、走塁・バント)
14:15 特打、特守
     強化ランニング 坂道ダッシュ
     強化ウエート ストレッチ
<投手>
10:00 ウォーミングアップ ランニング
10:40 キャッチボール
11:00 ゴロ捕 投内連係
12:00 ランチ/ランダウンプレー/ティー打撃
     強化ランニング/個別練習
     打撃練習登板/強化ウエート
     ピッチング/バッティング等

選手はこんな分刻みのスケジュールで練習をおこなっています。
そして練習間の移動は、必ずジョギングで、と決まっているそうです。
また宜野座村野球場には今年新たに『宜野座ドーム』(屋内
練習場)が完成し、快適な環境の中で選手も思う存分動いています。
想像以上に大きなドームはまるでプラネタリウムの建物のようでした。
またいろいろな視点から宜野座の様子をお届けしたいと思います。




安芸の休日
第1クールが終わり、安芸組初めての休日です。

岩田稔、金村大裕、鶴直人、若竹竜士、前田大和
以上の新人選手5名は小雨の降る中、地元安芸市の
『内原野(うちはらの)陶芸館』を訪れました。

周辺には窯元がたくさん点在する焼き物の里で
5名の選手は皿の絵付けを体験しました。

やり方を教えてもらい、さぁどうぞと作業を開始しても
何を描くか、すぐにはなかなか思いつかないだろうと
思っていましたが、意外にも鉛筆の音はすぐに聞こえてきました。

次に、慣れない絵筆を握って、色の濃淡や文字のはねはらい
など緊張した雰囲気の中で静かに描き進めます。

こういう場で集中できるかどうかと野球への集中力、
決して別物ではないのだろうなぁなどと思いながら
見ていましたが、確かに書き始めてからの早さは
びっくりするものがありました。そしてできあがりは・・・
それぞれの個性が出てとてもおもしろい作品になりました。

さて絵付けの体験終了後、指導を担当した西邨さんによる
ろくろを使った手ひねり(器を形作る作業)の実演を見学しました。
体の正面に盛られた土をろくろを回しながら手と腕の力で上へ
長く伸ばし上げ、そこから茶碗や湯のみ、花器などを自由自在に
作っていくさまはまるで手品のようにあっという間で
見ている選手たちも「おー」っと感嘆の声をあげていました。

で、どうなったかと言うと、予定にはなかったようですが
体験しますか?ということになり、前田大和選手が
手ひねり体験をしました。「難しい」と言いながらもなんとか茶碗を
完成させると、今度は岩田選手がやりたいと手をあげました。
岩田選手も真剣な目で微妙な力の入れ具合に苦労していました。

安芸での休日、絵筆を握ったり土にさわったりと、
緊張するキャンプの合間に心おだやかな時間をすごした5名でした。








安芸も第1クールを終えました。
安芸キャンプも5日、第1クールを終了しました。
キャンプインはあいにくの雨から始まりましたが
その後はお天気に恵まれ、順調に調整を続けました。

前日は早く練習が終わりましたが今日は再びフルメニューに戻り
暗くなるまでの練習がおこなわれました。

投手陣では吉野、牧野、中林、玉置、辻本の5選手が
野手を相手に打撃投手をつとめました。

練習終了後、島野監督は第1クールを次のように振り返りました。

―第1クールを終えて。
 第1クールはここまでという目線をおいていたが
 そこまでの仕上がりにはきている。新人に関しては
 ちょっと遅れているがまずは下半身をしっかりやってからなので。

―投手陣について。
 吉野、牧野、中林らはもう順調にやっている。リハビリから来ている
 三東、太陽らも初日の立ち投げから力強い球を投げていた。 
 投手についてはピッチングコーチに任せているが自分でも見ているし
 沖縄組が高知に入った時に吉野、牧野、中林はアピールできる状態にある。

―新人について。
 前田大和がルーキーだがグラブさばきなど目立つところがある。
 ファームの競争に入れるんじゃないか。グラブさばきだけなら
 1軍に通用する。まだ体力が足りないのでもう少し体力がついたら
 おもしろい存在なのでは。ちらっと光るものがある。バッティングは
 まだ高校生だが水谷コーチがつきっきりで球数を制限するなど
 目配りだけはしておくよう言っている。

―第2クールにむけて。
 第1クールと変わったことをするわけではない。
 道具の手入れは言っている。これで飯食うんだという、
 気持ちのところを変えていこう、と伝えていく。
 投手のフリー打撃登板も始まり、野手にも球を見せて
 いきたい。殊勲賞?まだ殊勲賞とまで決められないが
 吉野は目つきも違うし、今まで投げたことない球数を
 投げてたから、投手ひっぱっているという感じ。ええ結果
 必ず出るんじゃないか。投手がたくさんいると言っても
 シーズンに入ったら何があるか分からんから。

6日(月)の休日をはさみ、第2クールは7日から始まります。




プロ野球選手という仕事
「さむっ!」 安芸キャンプの朝も散歩から始まります。
昨日も風が冷たいという話をここでしましたが甘かったです。
今日はさらに気温が低く、散歩に行く選手が一歩外へ
出たときの第一声ランキング1位が冒頭の言葉でした。
天気予報が当たっていることをうらめしく思うほどの寒さです。
そんな寒い4日目も、グラウンドには熱い視線が注がれました。
土曜日ということで早くからたくさんのファンが球場を訪れ、
特に子どもたちがスタンドを走り回って選手を追う姿が多く見られました。
選手たちもその熱い声援に寒さも吹き飛んだことだと思いますが、
寒さを跳ね返す原因がもうひとつありました。それは・・・
練習メニューがいつもより短め!だったことです。
早く練習が終わったり、雨で中止になったりすると、選手は「うれしい」
という話をよく聞きますね。それを聞くと、プロなのにそんなこと言ってて
いいのかな、雨でも雪でも台風でも仕事してる人はたくさんいるのに、
などと少しマイナスなイメージで受け止めたこともありました。
けれどこうして選手の練習を目の当たりにしてみると、その言葉が
けっしてなまけた言葉ではないことを痛感して、選手に申し訳なく思います。
それは選手の練習が考えていた以上の厳しさだということを感じるからです。
スポーツニュースや新聞などで報じられるキャンプ情報でも大変さは
感じることができますが、部分的だったり客観的になったりします。
実際に球場で選手が練習する環境や緊張感や生の表情を見ることで
感じるものはとてもたくさんあると思うし、一方で少しでもそこに触れることで
報道される選手のコメントの裏にある感情やその言葉ひとつひとつの意味を
より強く理解できる気がします。新しいおもしろさが発見できます。
そしてそれはキャンプに限らず、シーズンの試合や練習でも同じことで、
生で自分の目で見ることの感動はそんなところにもあるのかもしれません。
もちろん世の中には大変な仕事をしている人がたくさんいるわけですが
プロ野球という世界を見る一人のファンの目線としては
十分に感じる価値のある経験ができるのではないかなと思うのです。
まだ試合を観に行ったことがないという方には、ぜひこの感動を味わって
もらいたいです。プロ野球選手が「夢や感動を与える」職業と言われる
意味に、きっと気づいていただけると思います。




1年生もがんばっています。
安芸でのキャンプ組3日目、きれいに晴れた空でも
吹く風は顔に冷たく感じる朝から練習は始まりました。
この日から新人金村大裕選手が合流しました。
大学の試験があり、前夜遅くに高知入りした金村選手ですが
3日目を迎えた他の選手とともに同じメニューをおこないました。
安芸には新人選手5名が参加しています。ただ1人の野手、
前田大和選手は先輩にかこまれて緊張の中での練習ですが
周りの動きを見ながらひとつひとつ丁寧におこなっています。
投手の4人は遠山育成担当がつきっきりで指導しています。
キャンプ初日をようやく迎えた金村選手は練習後
「めちゃめちゃ緊張したので気持ちの面でもメニュー内容でも
けっこうきつかった。」とその正直な感想を語っていましたが一方で
「プロの環境に慣れることと、もちろん体力や技術もアップさせたい。
勉強させてもらいながらアピールもしていきたい。」
とこれからのテーマも力強く口にしていました。
ただ憧れの縦じまユニホームを着た始めての練習については
「汚しちゃいけないと気になったが、途中からはそれどころじゃ
なくなりました(笑)。」と新人ならではの気づかいも明かしてくれました。
今日も外が暗くなるまで練習は続いていました。
この練習がこれからどんなかたちに花開いていくのか、
ますますシーズンが待ち遠しく感じます。



夕暮れまで懸命に
安芸組の2日目はようやく広がった青空の下
選手たちはのびのび練習をおこないました。
野手のノックでは各選手が大きな声を出し
元気いっぱいの姿でグラウンドを右に左に動きます。
バッティング練習後はロングティーがおこなわれました。
5、6人の選手がダイヤモンドを横断するように一列に並び、
一球一球に力をこめて遠くへ飛ばす様子は
とてもエネルギッシュな場面でした。
ランニングメニューに加え、今日は坂道ランがありました。
ゆるやかな坂道ではありますが、100m、50m、30mを
次々にダッシュする選手たちの息づかいが、その
きつさを物語ります。トレーニングコーチが計測する
タイムに一喜一憂しながらも、ふりしぼる力に爽快さすら
感じられる、キャンプならではのひとこまでした。
その後は各自強化メニューやウエート、室内での特打など
外が暗く暮れる時間までそれぞれのメニューに取り組みました。
疲れはあるはずですが、そんな様子をみじんも感じさせない
選手たちの懸命な姿にそれぞれが今季にかける意気込みを感じました。
晴れたこともあり今日は150人のファンの方が足を運んでくださいました。
ファンの皆さんの視線を励みに選手たちがいいキャンプを
すごしてくれることを願います。

選手達は一球一球に力をこめてロングティー

ダッシュする大橋選手
ファームキャンプ初日の安芸より
沖縄とともに高知県安芸市でも安芸組がキャンプインしました。
前夜からのあいにくの雨で、グラウンドが使えずドームでのスタート。
松本安芸市長ら安芸市関係者の出席の下、セレモニーがおこなわれ
気持ちを新たに27選手が練習をおこないました。
ウォーミング・アップでは新人岩田選手が「きつかった」と
振り返った腹筋を含め、股関節のストレッチや背筋、
ランニングやダッシュなどで入念に体を温めました。
投手陣では吉野選手や牧野選手、辻本選手ら
早くもブルペンに入る選手もいて、それぞれが充実した
自主トレをやってキャンプを迎えたことを感じさせました。
各メニューを終了した選手はトレーニングルームに入り
ウェートや強化トレーニングをやり、初日から精力的に
夕方遅くまで練習がおこなわれました。
島野ファーム監督もブルペン、バッティング練習などを
丹念に見てまわり、新戦力の状態や選手の仕上がりを
チェックしていました。選手には「道具を大切にすること。
スパイクやグラブは毎日きちんと磨き手入れすることで
気持ちも入る。野球の神様は見ているはず。」

チャンスを手にするための基本を伝えていました。
キャンプ後半では1軍が安芸に合流しますが
若い選手は、しっかりとアピールができるよう、
町田選手、野口選手、中村豊選手らベテラン選手に
刺激を受けながら、汗を流していました。

今回始まりました「スタッフルーム」ではいろんな角度から
チームの様子をお伝えできればと思います。
他では聞けない裏話もある・・・かも?!です。
なので時々はぜひ「スタッフルーム」に遊びに来てください。

バッティング練習を見守る島野監督

初日から熱いブルペンの様子

遠山コーチ指導のもと強化練習する岩田、若竹、鶴、水落の4選手
スタッフルーム開設!
ファンのみなさまこんにちは!

新しく始まったこのブログでは今後、チームの情報や球団のこぼれ話などを何人かのスタッフで不定期にお伝えします。

名付けて・・・・・『スタッフルーム』!

そのままや〜ん!
というツッコミが聞こえてきそうですが、そんな抗議は一切受け付けません!!

公式プレス発表などとはまた違った角度から阪神タイガース情報をファンのみなさまにお届けしようと思っていますので、どうぞ肩の力を抜いてご覧ください。

チーム同様、このブログも今年のチームスローガン

「Be the Best For the Fans」(略して「BBFF」「びぃびぃえふえふ」)

を合言葉に頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします!

2月1日は、いよいよ春季キャンプがスタート。
待ちに待った野球シーズンの始まりです!!!
タイガースを愛する全国のファンのみなさま、2006年の阪神タイガースにどうぞご期待ください!